『魚野地の四季』

新潟県魚沼市魚野地在住。鈴木健市の日々個人記録です。

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2017年が終わる。

2017年12月31日 今年もたくさんのみなさんにお会いしたり育てた花がお邪魔したり、ありがとうございました。 一冊の優しい絵本を頂きました。 その一ページ目を今年の締めくくりとしました。 また、来年もどうぞよろしくお願いいたします。 2017年はほんとに…

【簡素化出来ない】

平成29年12月30日(土曜日) 年の瀬も迫る日になりました。 早かった多めの初雪と12月の多めの雪。 年末にかけて大雪警報発令と、この冬は雪が多い年になりそうだねという声が行き交っています。 元旦は、歩いてすぐの魚野地コミュニティセンターで地区新年…

【感謝と対話】

毎年のこと。 12月の25日を過ぎると、花や山菜を育てている畑を借りている地主に借地料を手渡しに歩きます。 殆どがおじいさん おばあさんのお宅を訪ねては今年もありがとうございました。と声をかけながら手渡すとその年一年の変化を必ず話してくれます。 …

【年末最後の確認作業】

組合の冷蔵庫に保管されている百合の球根は、徐々に保管温度を下げて行き 最終はマイナス1.5℃で凍らせて保管します。 10℃ 8℃ 5℃ 2℃ 0℃と下げられてマイナスに落とすのですが これを球根の芽の奥にある生長点を顕微鏡で見て確認しながらになります。 今年は年…

身の回りにあって価値があるものになかなか気づけない

年末押し迫る中、一本の電話が入る。 稲穂がついている藁がないか? もう年末にそのようなものが見つかるかなと思いつつ10本くらいの電話とLINEで思い当たる人たちに連絡し断られる。 最初にかけた一人は、この人ならある。と自信があったが繋がらない。 『…

【ちょっと踏み出したところから日常を写す】

晴れた寒い日に。 雪が降っている暖かい日に。 いつも軽トラで移動している市内の10キロ圏内の道路沿いに車を止めて そこで車を降りて、雪の踏みながら道を2.3メートル付けて足跡がついていない雪の中を進むといつも見える景色が違った視点で良く見えるっ…

譲り受けた宝物。

一眼レフ 譲ってもらいました。大事に使います。

水を繋ぐ。

12月の多い雪で、とても綺麗な雪国の景色。四季の移り変わりが見えるということは、時に厳しい季節を体感すること。その変わりに、その景色を見ることが出来ます。 季節の変わる時期には、必ず地域の仕事があります。 秋の終わりは、堰のえざらいです。 これ…

【今日は晴れたね。】

ほんの数日間の雪がたくさん積もって、12月大雪になりました。 もうすでに屋根の雪下ろしに精を出す人たちの姿が何人も見えました。 そんな雪が降るときは、ただ黙々と耐える。 『まだやまねえのか?』の会話が繰り返されます。 その空も晴れてしまえば 『…

【仕事の本質を見極めることの大切さ】

12月12日 深夜から降り出した雪が積もり、一面を雪の世界にしました。 根雪です。 畑一面が雪。外の仕事はすべて終了です。 一方、すでに来年の百合栽培は始まっています。 産地内、県内で育てられた球根が組合の冷蔵庫に格納されています。 2週間程度置きに…

山菜収穫始まりました。

ウルイという山菜です。 あくがなく、ショキショキという食感。 はじまりました。

きっと最後の晴れの日

12月11日 朝7時には見えた太陽がすぐに消えて小雨。 昼過ぎからは雨。 風が吹き始める。 雲の流れも早く、雪が近い。 新潟セレクションリリーの植え込みの畑に来春の作業を進めやすくするために ポリマルチを英樹くんと陽一くんと3人で張った。 これで、雪…

根雪が地面を覆う日を待つ

新潟県魚沼市魚野地 12月10日 初雪が降って、それから数回の降雪があった。 降っては消えてを繰り返している。 その間に、畑一面が雪で覆うっても良いように作業を進めてきている。 建設したパイプハウスはすべて解体し、寝かせる。 芍薬や草花の葉はすべて…

土の香り。雪景色。

魚沼市(旧堀之内町)から見える越後三山。八海山 中の岳 駒ヶ岳 秋が来ると、この高い山が初冠雪で白くなり、この雪が2回降って 3回目には里へ雪が降りてくる。 そう言われて育ちました。 初冠雪から、里の初雪。 今年は、ちょっと思っているよりも早い早…

はれとくもり

雨ばっかりだった日が嫌と言うほど続いて、昨日から4日の晴れが続く。今年の夏は、、、と皆が口を揃って口癖だったものが2.3日の晴れが続けば 『いいあんべだの』という声が並ぶ。 ※いい塩梅ですね いい天気で仕事が捗りますねという意 この言葉を老人か…

宿根草オミナエシの種子の採取及び保管について

宿根草オミナエシの種子の採取は、露地栽培圃場における切り花用を残すことによって採取される場合が多い。 産地の立地条件によって求められる系統は違うが、雪国の場合は早生品種の系統が好まれる。 その理由は、早生の選抜でなければ8月盆への出荷が間に…