水を繋ぐ。
12月の多い雪で、とても綺麗な雪国の景色。
四季の移り変わりが見えるということは、時に厳しい季節を体感すること。
その変わりに、その景色を見ることが出来ます。
季節の変わる時期には、必ず地域の仕事があります。
秋の終わりは、堰のえざらいです。
これは、なんのことを言うかと説明すると地域の中の用水の掃除です。
春から夏の間は、田んぼに水を取り込む水として
秋から冬にかけては、雪を流す 雪を融かす 火災の時などの防災に対しても大事な水になります。
この用水を掃除して冬を迎える。
水は、沢の水や川の水を集めて それを集落に3本ある堰に流す。
大堰(おおせき、集落で一番長く重要度が高い用水)
下堰(長さは短いが、隣の集落まで使われている用水)
京塚堰(京塚橋付近にある集落の中央部を担う用水)
秋に掃除した用水が、落ち葉で詰まる。
水の取り入れ口に水が来ない(川の流れが変わるなど)
その整備に真冬の川に降りて、関係者を集めてやってきました。
何かこうしたことがあると
『関係者を集めてやってくれ』と指示が来ます。
それで僕が電話して、関係者の中ですぐ参加できそうな人だけ選んで数人で実施。
関わり続けること。
が大事と思います。