【半年】
平成30年5月24日 雨です。
雪融け以降、大切に育ててきた芍薬がようやく無数に重なる花びらを中から中から緩め始めました。この一週間は朝晩と確認しながらその時を待っていましたがやっとです。
昨年の11月半ばにユリの収穫を終えてから半年です。
雪を消して、必死に頑張ってきましたがもう忘れさられてしまうほど時間が経ちますね。年末年始、バレンタインデー、母の日。様々な催事が店頭で行われています。
南から早い芍薬が出回り、もうすでに芍薬も滞りなく生き渡ったころ。
大切に育ててきた芍薬の収穫を明日から始めます。
今年は5月の天候があれて、猛暑低温滝のような雨。
品種によっては、その天候の影響で芍薬が曲がる曲がる。こういう年もあるよと諦めるのが普通なんですが、棒を立てて押さえること600本。
大事に飾ってほしいなぁと願ってます。
山の中の田んぼの田植えも終わりました。
ユリの成育は、一番早く植えこんだ露地のオリエンタル百合が蕾を抱いています。いよいよ仕上げに入ります。
いま、ユリや芍薬を管理している吉水平布場圃場ではまだ八海山中の岳駒ヶ岳で残った雪が見れます。朝晩はこの雪が空気を冷やします。
もう少しで消える雪ですが、また半年でその山も雪で覆われます。
雪というものが育む魚沼の芍薬を思えば、雪も愛おしいものです。
さて、芍薬の収穫をしながら8月むけのユリ球根植え込みの忙しい時期です。